老舗の味を堪能する—京都「京極かねよ」で味わう絶品うなぎ

趣味

京都の中心街、賑やかな河原町通りから六角通りに一歩入ったところにある「京極かねよ」。この老舗のうなぎ屋さんは、大正初期に創業し100年以上の歴史を誇り、その味と風情で多くの食通を魅了し続けています。今回、この名店で食べたうなぎの魅力についてお届けします。

歴史を感じる店内の雰囲気

お店に一歩足を踏み入れると、そこには歴史を感じる落ち着いた空間が広がっています。木造の建物に、古き良き時代を思わせるインテリアが揃い、どこか懐かしさを感じる居心地の良い雰囲気です。かと言って、かしこまった堅苦しさもなく気楽に食事が楽しめるお店です。


名物の「きんし丼」を注文

京極かねよといえば、なんと言っても名物の「きんし丼」です。普通のうな丼とは一線を画す一品で、ふっくらと焼き上げられたうなぎの上に、黄金色に輝く厚焼き玉子がふんわりと覆い被さっています。このビジュアルは、初めて見ると驚かずにはいられません。

注文して待つこと数分、ついに「きんし丼」が運ばれてきました。丼の蓋を開けると、湯気とともに甘辛いタレの香りが立ち上り、食欲をそそります。さっそく一口いただくと、カリッとした皮とふっくらとした身が絶妙なバランスでした。そして、そのうなぎと玉子の組み合わせがまた絶妙。玉子のふんわりとした食感が、更にうなぎの旨みを引き立てます。「かねよ」さんのタレは、やさしいお味で、甘さは控え目であり、うなぎの香ばしさと旨みをより感じられるものでした。


締めくくりに

京都の町にあっても、そのレトロな佇まいが一際目を引く「京極かねよ」。2024年のミシュランガイドにも「ビブグルマン」として掲載されています。観光で京都を訪れる際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。古き良き日本の味を堪能できること間違いなしです。

お昼時には観光客や地元の常連客で賑わっており、待ち時間が出ることもあるので、時間に余裕を持って訪れるのが良いでしょう。夕方の営業は午前中に比べゆとりがあるとの事で、17時の開店時には待ち時間なく入店する事ができました。


店舗情報

  • 住所: 京都市中京区 松ヶ枝町456番地
  • 営業時間: 11:30〜15:30(L.O. 15:00)、17:00~20:30(L.O. 20:00)
  • 定休日: 水曜日

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